8/29に発生したフレッツインターネットにおける遅延への対策について
8/29に発生したインターネット通信遅延については利用者の皆様にはたいへんご迷惑をおかけいたしました。
トラブルは当社サービス固有のものではなく、日本国内全域で同様に発生しておりました。
https://www.excite.co.jp/news/article/Itmedia_news_20190829077/
主原因は機器故障等通信が集中したために発生した通信の「渋滞」によるもので、ISP側では対処できるトラブルではございませんでした。
原因
年2回リリースされるWindows10の大型アップデートであるWindows 10 May 2019(2019年5月)の強制適用が実行され、対象端末からのダウンロードが集中したために、各都道府県内に設置されているフレッツ網終端装置の処理能力を超えたことによるものです。
網終端装置はISPごとにNTTが用意する装置となっており、ISPの契約利用者数の多少により遅延発生の程度に違いが生じておりました。
また、同アップデートの強制適用は昨日午後に取り消された模様で、午後3時過ぎに収束に向かったのはこのためと想定されます。
(逆に本日午前に当該Updateを適用しようとしてもダウンロードできない状況です
対策
一般的にはフレッツ網終端装置の処理能力を上げる、増設をするといったことが考えられるところですが、フレッツ網終端装置はNTT機器となっているためISP(インターネット接続プロバイダー)側では対策を取ることはできません。
現時点で利用者様に提案できるもの
1.フレッツ光回線品目を「ギガ・フレッツ」に変更
ギガフレッツ向けの網終端装置の処理能力に余裕があり、昨日の遅延発生時にも大きな影響がありませんでした。
2.「IPoE」接続方式に切り替え
ボトルネックとなった「網終端装置」を経由せずインターネット接続を行う「IPoE」接続方式に切り替えることで、平常時の通信速度向上も期待できます。
いずれも当社にご連絡いただければ対応可能でのでご相談くださ。