最近「インターネットが遅い」というご相談をよく受けます。
いくつか理由がありますが、その１つは「WindowsUpdate」
マイクロソフト社から定期的にWindowsやOfficeなどの更新プログラムが配信されています。
配信されるのは「毎月第二水曜日」となっています。
このため、毎月第二水曜日になると社内各PCは更新プログラムを自動的にダウンロードしはじめます。
実際には当日朝出社されてPCを起動すると同時に社内PCが一斉にダウンロードを始めことります。
更新プログラムの内容によってダウンロードするデータ量は異なりますが、1回の更新で数百MBとなることも多く、
ダウンロードや更新プログラムの適用に時間がかかることも多いです。
１台で数百MBですから、１０台PCがあればGB単位のデータ量になります。
こうなりますと、ウェブサイトの閲覧やメールの送受信、インターネットVPN拠点間通信もたいへん遅くなります。
この影響は第二水曜日だけでなく、週末から週明け月曜日頃まで続くこともあります。
業務運用により、たまにしか使わないPCなどは数回分の更新プログラムが山のようにあり、まったく使えない状況になることもあります。
更新プログラムの適用途中で起動しないこともしばしばです。