本日(12月15日)はマイクロソフト製品の月例アップデート(更新プログラム)公開日です。
PCの起動時にアップデートの有無を確認し必要に応じてインターネットを通じMSサーバーからダウンロードが行われます。ダウンロードサイズは公開内容によって様々ですが、1台当たり数百MBになることも多く、この影響でインターネット通信が渋滞を起こしている状況です。
このため午前7時台から午後にかけて「インターネットが遅い・つながらない」とっ。
また遅くなるのは公開当日だけでなく、週内・週明けにも朝・昼に混雑が発生しています。
このようなインターネット渋滞は日本中・世界中で発生していますが、これを回避するための方法には以下のような対策があります。
1.インターネット回線を影響を受けにくいものに変更する。
(1)フレッツひかり「ハイスピードタイプ」を利用している場合は「ギガライン」に変更する。
「ハイスピードタイプ」が一番混雑しておりこれを避けるため「ギガ」に品目変更することで一定の効果が得られます。
(2)「IPoE(アイピーオーイー)接続」に変更する
一番の渋滞個所はフレッツ網とISPの橋渡しをする「網終端装置」です。
従来の「PPPoE接続」ではこの網終端装置を通ってインターネットとのやり取りを行いますが「IPoE接続」では網終端装置を通らずにインターネット接続が行えるため影響を受けにくくなります。
「IPoE接続」には一般利用者向けの複数ユーザーでIPアドレスを共有するサービスと、固定IPアドレス用いて専有利用するサービスがあります。
IPアドレスを共有するサービスではポートを専有できないため、外部からのリモート接続やVPN接続などが必要な場合は固定IPアドレスタイプとなります。